糖尿病
合併症による症状
糖尿病の治療を放置していると、高血糖は全身の様々な臓器に障害をもたらします。特に糖尿病で冒されやすいのは、神経と血管を中心にした臓器で、
- 神経障害
- 網膜症
- 腎臓障害(腎症)
神経障害でおこる症状
障害される神経によって、全身に様々な症状をもたらします。
- 足がしびれる
- 麻痺した感じがある
- 痛い
- 足が冷たい
- 夏でも靴下が必要
- 足がほてる
- 手先がしびれる
- 力が抜ける
- インポテンツになる
- 精力が減退する
- 生理が狂ってくる
- 閉経が早い
- 便秘になる
- 下痢をおこす
- 便秘と下痢が交代に起こる
- 立ちくらみがする
- 体がゆれて重心が保てない
- 額や顔に汗をかきやすい
- 足が乾燥してヒビが入る
足が冷たい等の症状が出る
網膜障害でおこる症状
眼鏡をかけても改善しない視力の低下が起こり、進行すると網膜出血(眼底出血)などを生じ、最悪の場合失明することもあります。
- 視力が落ちる
- 見えにくい
- メガネが合わなくなる
- 目の前に何か黒いものが見える
- 何か赤い点が見える
見えにくくなる等の症状が出る
腎障害でおこる症状
初期腎症では尿に蛋白が出るようになり、進行すると蛋白尿の量が増えて尿を作る力が低下し、人工透析が必要になる場合もあります。
- だるい
- 疲れる
- 足がむくむ
- 貧血になる
- 肺に水が溜まり息が苦しい
- 吐き気がする
疲れる、だるい等の症状が出る